はじめに
はじめまして。
近年、株式投資ブームが巻き起こっています。広告などでよく目にする人も多いと思います。
しかし、個人的な肌感覚として、このブームに乗っていない、乗ることができていない人がたくさんいるような気がしています。
もちろん、「乗る気がない」という人もいると思います。しかし、「なんか気になるけどよくわかんないし難しそうだしめんどくさいからいいや」という人も少なからずいるのではないでしょうか。
本当にもったいない。私は皆さんにぜひとも投資を始めてほしい、そしてお金に苦しまされない生活をしてほしいのです。
私は現在会社員として働いてこの4月で6年目、投資を始めて約3年半ほどになります。コロナ禍の中、外出できなかったことがきっかけで投資を始めました。
参考ではありますが、私の現在の資産は約1800万円、そのうちの500万円が運用益です。これはあくまで今この瞬間に口座画面に表示されている数字上の話であり、そのすべてが現金であるわけではありません。同年代の中では比較的多い方だとは思いますが、足りているとも思わないので今後も資産運用は継続する方針です。
上記の「現金ではない」というのも含めて最初から、順々に細かくお伝えできればと思っています。
投資には様々なメリットがあります。もちろんデメリットもあります。奥が深すぎて私も全てを理解しているとは到底言えません。
ただ、今回、前述の「よくわかんないし」のところは嚙み砕いて説明できると思い、記事を書くことにしました。
なぜ私が書くのか?
なぜなら、本当に噛み砕いて説明していると感じる記事が見当たらなかったからです。
投資に興味があるのに、投資が何かわからない、何をすればいいのかもわからない。
そんなところで私は立ち止まってほしくないのです。
投資についてきちんと理解して、そこで初めて「投資をするのかしないのか」を決めてほしいのです。
もちろん、「なぜ投資をしたいのか、投資でどうなりたいのか」も考えてからにしてください。
とはいえ、私自身も「貯金転がしておくのもなんだし、折角だからお金増やした〜い」くらいしか考えていません。
ただし、この「なぜ」には投資に対するあなたの許容範囲が隠れているのです。
「実質貯金のように、銀行の利息よりも少しだけたくさん増えたらいいな」の人、「一撃で数百万円稼ぎたい!」の人、さまざまです。
その人に合った投資、というものが必ずありますので、よく検討してから始められることをおすすめします。
さて、この記事を見た皆さんが投資を始めようと始めなかろうと、そして利益を得ようと損害を被ろうと、私にメリットはありません。ただ純粋に、私は投資という行動がおすすめできる行動である、ということだけを言いたいのです。
それでは始めます。
最初に断りますが、この記事は投資についてわかりやすく説明したものです。厳密な単語の定義に対して外れた意味で使用しているものもありますが、ご了承ください。
資産運用とは?
まず、そもそも資産運用とは一体なんなのか?を解説します。
結論から言うと資産運用とは、「自分の資産を管理すること」です。
資産運用:自分の資産を管理すること
…そのままですね。焦らずに行きましょう。
そもそも資産とは簡単に、「自分が所有しているお金、およびお金に交換できるもの」と言えます。細かく突き詰めると若干異なりますが、現状は概ね上記であると考えてよいと思います。
お金は生きていく上で必要不可欠なものです。お金が人生のすべてではありませんが、大きな割合を占める要因であるといえます。
お金(資産)があれば、それだけ様々なもの、ことを購入、経験できます。私たちが幸福になるにあたり、資産があるに越したことはないのです。
さて、皆さん誰しも、「自分が所有しているお金」があると思います。
実は、お金を所有しているだけで資産運用をしていることになるのです。
繰り返します。あなたは、既に、資産運用をしているのです。
現金で手元に持っている人、銀行にお金を預けている人、どこかの会社の株を買って保有している人。
みんな、資産運用をしています。
どんな運用をしているのか?
「現金として手元に持っておく」運用、「銀行にお金を預ける」運用、「どこかの会社の株として保有しておく」運用です。
これらはすべて、「自分のお金をどう管理しているか」という問いに対する答えです。
「資産運用してみたい!」ではないのです。あなたはもう資産運用をしているのです。
あなたは「自分は資産運用を始めていない」と思っていたかもしれませんが、それはおそらく「『投資』をしていない」というだけなのです。
資産運用の方法として、「現金として手元に持っておく」という方法、「銀行にお金を預ける」という方法、そして「どこかの会社の株として保有する、つまり株式投資をする」という方法があるのです。
投資は、資産運用の一部なのです。
まず、この点を押さえてほしかったので何度も書きました。
理解できましたら、次に進みましょう。
投資とは?
次に、投資とは一体なんなのか、簡単にお話しします。
投資とは、自分の資産を増やすことを目的として自分の資産(資本)をなにかに投じることです。
投資:自分の資産を増やすことを目的として自分の資産をなにかに投じること
この記事は金融資産についての記事ですが、投資という行為の対象は金融資産にとどまりません。
「自己投資」という単語があると思います。例えば筋トレや資格取得、美容などです。
これらはもちろん趣味の領域にあるかもしれませんが、将来の自分に付加価値がつく行動です。
将来の自分に付加価値がつけば、例えば昇給するとか、モテるようになるとか、副業として稼ぐことができるようになるとかいった可能性が開けます。
日本は資本主義社会です。資本主義社会とは、個人が利益を追求することを国家が認め、その競争で発展するような社会のことですから、資本を使って自分の資産を増やすのは資本主義の在り方として当然といえば当然です。
資本と資産、似たような単語が出てきていますが、意味はほぼ同じと捉えてよいと思います。
資本は投資余力、資産は投資済みの資本と投資余力のどちらも含むといったところでしょうか。
さて、自己投資から金融資産の投資の話に戻ります。
昨今の俗にいう投資とは、自分の資産が増えることを期待し、なにかに自分の資産を投じることです。
現在の日本の銀行の金利は非常に低いため、預金に対して利息がほとんどつきません。
つまり、「銀行に預けておく」という資産運用方法では、自分の資産が増えるスピードは著しく遅い、ということです。
もちろん、現金で手元に持っておく場合は利息はつきませんので、そのままでは資産は増えないことになります。
そこで、銀行よりも資産が増えやすいものに対し、投資を行うことを視野に入れることになります。
逆にいえば、投資をしない、ということは、銀行に預けるという資産運用方法に満足していることになります。
もちろん、資産運用だけが資産形成のすべてであるとは思っていません。稼ぐ金額が支払う金額よりも大きければ、資産は増えます。
ただ、その資産を銀行に転がしておく代わりに別のものに投資をすると、資産の増えるスピードが速くなる可能性がある、ということです。
ただ、うまい話には裏があります。スピードが速くなるかもしれませんが、損をする可能性も出てくるわけです。
かといって、銀行に預けていれば絶対に損をしないかというとそうとも限りません。今の時代、銀行もいつ潰れてしまうかわからないからです。
そこで、先にお話しした「投資をする理由」につながります。ご自身の「リスク許容度」によって、選択肢は変わってくるのです。その結果、「投資をしない」という選択にもなるかもしれません。しかしそれは投資がなんたるかを理解し、選択肢を吟味した上での行動であり、決して投資を知らないから投資しない人とは違うのです。
投資の種類
投資にはざっと以下のような種類があります。これらがすべてではありません。
- 株式
- 債券
- 投資信託
- ETF
- 不動産
- REIT
- 仮想通貨
その中でも、この記事を読んでいる方にまず始めてほしい、初心者におすすめの投資は「投資信託」です。
理由は、「きちんと選んできちんと運用すれば、誰でも高い確率で、ゆっくりとではあるが資産を増やすことができるから」です。
それぞれの投資の特徴は割愛します。いろんなサイトにたくさん書かれているからです。
ここでは、「投資信託を用いた資産運用のやりかた」に特化して記載します。
投資信託を用いた資産運用のやりかた
そもそも投資信託とは何なのでしょうか。
これも幾万というサイトに記載されていますが、超簡単にいうと「株式の詰め合わせパック」です。
結局、投資信託も投資先は株式、ということになります。
しかし、単純に株式を取得するよりもメリットがあります。
それは「リスクが低いこと」です。
詳細は割愛します。いろんなサイトに記載されていると思います。
では、投資信託を用いてどのように資産運用をすればよいのでしょうか。世の中の人は何をどのようにして投資信託で資産運用を行っているのでしょうか。一体何をすれば、投資信託で資産を運用していることになるのでしょうか。
一般人としての答えは、「投資信託として売られている金融商品を購入し、放置し、値上がりしたところで売却する」です。
投資信託という商品群の中から欲しいものを選んで購入し、放置することで資産運用を行います。
例えるなら、腕時計という商品群の中からロレックスのとある腕時計を選択して購入し、保管して、値上がりしたら売る、ということに似ています。腕時計投資も立派な投資の一種です。投資信託は腕時計よりも手軽であり、ローリスクです。
運用、という言葉を聞くと、なにか難しいことをしてこねくり回しているのではないか、と勘違いしてしまいそうになりますが、実は保有しておくだけで運用になるのです。難しいことをしてこねくり回している人ももちろんいますが、それは専門家、プロであり、ハイレベルかつハイリスクなのでおすすめしません。
厳密には、「投資信託を購入することで私たちのお金をプロに運用してもらっている」というのが正しい表現になります。投資信託には運用会社があり、運用会社が投資信託の中身(株式)を運用することで投資信託の価値を高めます。
つまり、私たちは投資信託を購入することで運用会社にお金を渡し、運用してもらった結果投資信託が値上がりするので、ありがとう!と運用会社に手数料を渡して売却するのです。これを省略して「投資信託で資産運用している」と呼んでいるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。後半駆け足だった気もしますが、ひとまず記事を公開したかったので一旦締めさせていただきます。後々メンテしていくつもりです。
細かい情報は数多のサイトに載っています。私はただ「投資って何?何をどうすればいいのかさっぱりわかんないんだけど?」という人に向けて、何をすればいいのかを説明したかっただけなのです。
なにか追記してほしいことがあればコメントいただければ対応しようと思っています。私も投資始めたての頃は何もわかりませんでしたから。
それでは。
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